ハイブリッドコアピン® - 押出ピン・コアピン

当社のハイブリッドコアピン®は、摩擦溶接技術を採用し、異種の金属材料を接合した次世代コアピンです。
特徴
Feature
優れた耐久性
従来比3倍寿命検証済み

アルミダイカストは、高温・高速・高圧力といった厳しい条件下で使用されています。当社のハイブリッドコアピン は、アルミ等の溶湯が接触する先端部分(A)に高温強度特性が優れるYXR33を用い、台座部分(B)に靱性(たわみ易く折れにくい)の優れるDACを用いて製造しています。この特性の異なる2つの素材を、摩擦溶接を用いて接合することで、従来に比べ格段に折れにくいコアピンを実現しました。


品質
Quality
接合面の強度
当社のハイブリッドコアピンは、幾度となる引張試験により、接合面で破断しないことが実証されています。
【引張試験結果】
材質 |
引張強さ(Mpa) |
---|---|
DAC | 1,574 |
YXR33 | 2,226 |
ハイブリッドコアピン | 1,691 |
ハイブリッドコアピン引張試験写真
コスト
Cost
トータル保全費の低減
従来のコアピンと比べ3倍以上の長寿命化が期待できます。またコアピンの長寿命化に伴い、金型保全時間も低減し、生産性が向上します。

例) ハイブリッドコアピン4型導入の場合

一貫生産
Integrated Production
素材からの一貫生産

冷却穴にも対応
素材調達から完成まで一貫生産ですので、お客様のご要望に応じた規格のピンを製造することが可能です。冷却穴も製造可能です。冷却穴を施すことで、焼付きが減少し、さらなる長寿命化が期待できます。
※ハイブリッドコアピン®は秦精工株式会社の登録商標です。
※DAC及びYXR33は、株式会社プロテリアル製の材料鋼種名です。
会社訪問・工場見学は
随時受け付けています。
日本の産業を支えるエネルギー、
航空宇宙、その他大型機械の
重要部品を造る仕事です。